小学校特殊学級におけるIEPに関する事例研究(2) : 個に応じた指導の充実を目指して
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概要
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函館市立柏野小学校の「たんぽぽ・ひまわり学級」では,IEPの手法を取り入れた学級経営を行って,まる2年が過ぎようとしている。本紀要第19号では,個別の指導計画をどのように作成し,実践してきたのか,更には個々の指導目標を達成するために個別学習『一入でべんきょう』をTEACCH的な手法に学びながら,どのように進めてきたかについて報告した。今年度は,より子供たち一人一人のニーズに応えられる方法を探りながら,昨年度の実践をもとに見直しを図ってきたこと,また,保護者や校内の共通理解と協力を得ることによって実現したバレエ学習という新たな試みについても報告する。試行錯誤を繰り返しながらの拙い実践であり,課題も山積みではあるが,子どもたちの確かな成長と変容に勇気づけられているところである。
- 2001-02-09
著者
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谷川 忍
函館市柏野小学校
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植竹 敦子
函館市柏野小学校
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土谷 智子
函館市柏野小学校
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谷川 忍
函館市立柏野小学校、特殊教育特別専攻科7期(情報課程第18期)
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植竹 敦子
函館市立柏野小学校
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土谷 智子
函館市立柏野小学校
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