家庭との連携を重視した障害児保育について : 旭川大学附属幼稚園でのAちゃんの事例を中心に
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概要
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子どもが生まれ,育ち,学び,成長するとき,障害の有無にかかわらずさまざまな人や資源の活用が不可欠である。特に家庭(親)は,子どもの生活を支え心身の発達の基盤となり,療育的側面でも重要な役割を担っている。本論では綿密に個別保育計画を立て,家庭との連携を重視した障害児保育に取り組んでいる旭川大学附属幼稚園に通うCATCH22症候群の幼児Aちゃんの事例を中心に,そして幼稚園が家庭や各関係機関とどのように連携することが望まれるかについて考察した。また,Aちゃんが幼稚園生活の3年間でどのように成長したかをまとめ,旭川大学付属幼稚園の家庭との連携を重視した障害児保育について報告した。
- 2000-02-10
著者
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内島 貞雄
北海道教育大学旭川校幼児教育学教室
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松村 澄絵
旭川大学附属幼稚園
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川崎 史園
北海道教育大学旭川校特殊教育特別専攻科
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天池 優子
北海道教育大学旭川校特殊教育特別専攻科
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内島 貞雄
北海道教育大学旭川校
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