<原著>グループワークの効果 : 老年看護の一教授法における検討(看護科)
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概要
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老年看護を学ぶ学生は,老年者の看護を理解して隣地実習に臨むことを要求される。そのためには,看護過程の展開の基礎的知識と技術が必須である。その一方法に,紙上での事例から老年者を把握し,現状の分析検討を行い看護を考えるための教授法がある。今回,老人臨床看護学の授業で,学生の学習目標を「主体的に事例に取り組み課題を達成できる」ことを設定してグループワークの導入を試みた。授業展開を9つの行動目標の達成度から分析・考察した結果,グループ差はあるが,学生間での(1)文献をもちより(2)相談しあい(3)知識の共有と確認する,といった積極的なグループワークをとおして看護の過程の段階をすすめる学習を達成していた。
- 足利短期大学の論文
- 2001-01-18
著者
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