<原著>基礎看護学実習IIにおける指導の一考察(看護学)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
基礎看護学実習IIは,対象への援助技術の過程を通して,看護とは何かを考えることができることをねらいとしている。実習は理論と実践の統合の場であり,判断能力や応用能力,さらには問題解決能力を身につける場である。問題状況として気づき,認識することから自発的な学習が展開できていくものと考えられる。看護教育の中で学生が主体的に考える姿勢を培うことが,我々教員にとっての責務であり重要な課題である。今回,個々の学生に合わせた指導で,適切な助言を与え,意欲を失わせることなく看護する喜びを感じることができるよう指導し,そして患者とのかかわりのなかから自己を見つめ,成長できるような学習の場にしたいと考えた。実習前,中間,終了時のアンケート調査と実習記録および面接記録の内容を分析した結果を報告する。
- 足利短期大学の論文
- 1998-03-15
著者
関連論文
- 老年看護学実習における技術に関する実習前・後指導の有効性について(看護科)
- 足浴が睡眠に与える効果(看護科)
- 誓願式「ウパスターナ」の概要と学生の内面にもたらす効果(看護科)
- 足利短期大学看護科における進路指導 : 創設から5年間の取り組み(看護科)
- グループワークの効果(第2報) : 学生が老人の看護過程を理解する過程での要因
- グループワークの効果 : 老年看護の一教授法における検討(看護科)
- 基礎看護学実習IIにおける指導の一考察(看護学)
- 看護婦-患者の専門的援助関係 : 看護婦の「やさしさ」 : その2
- 看護婦-患者の専門的援助関係 : 看護婦の「やさしさ」 : その1
- 疾患をもつ昼間独居高齢者の介護に関する研究(その1)就労介護者の思いと在宅生活に影響を与えるもの