<論文>クロススペクトル分析計
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概要
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この論文は,分析フィルタとして低域フィルタを用いた,可聴周波数範囲の信号のアナログ型クロススペクトル分析計について,その動作原理,試作装置,測定結果などを報告するものである.分析計の周波数分解能は使用する低域フィルタの帯減幅によって決定される.試作した装置ではこの分解能を0.3Hzまで小さくすることが可能であるが,この値は分析フィルタとして帯減フィルタを用いた従来のクロススペクトル分析計では到達しえないものである.また分析フィルタの位相特性をそろえるという点についても,低減フィルタの使用は,その時定数を合わせるだけですむので,帯減フィルタを用いる場合にくらべてきわめて有利である.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
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