<論文>リニアイメージセンサを用いた衝撃波位置測定法
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概要
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遷音速流れを特徴づける現象である衝撃波の発生,とくにその位置について調べることは,遷音速流中におかれた物体に関する諸特性を研究する上で必要不可欠な課題となっている.そこで測定や記録,解析に際して多大な労力を必要とする従来の測定法に代えて,シュリーレン法とリニアイメージセンサを組み合せた衝撃波位置測定法を開発し,実際に平行壁間の遷音遠流中におかれた翼に生ずる衝撃波の位置測定に適用した.その結果,高周波数で振動している衝撃波の連続的な瞬間位置測定が可能であること,取り扱いが容易であることなど良好な結果が得られた.
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