<論文>Shuttle/Tethered Satellite System (TSS)の紹介と米国におけるその研究の現状
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概要
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Shuttle/Tethered Satellite System(略してTSS)は,Space Shuttle Orbiterの利用度を高めるものとして期待されている.Space Shuttle から直径約1mmのワイヤの先端につながれたSatelliteは,実験の目的に応じてSpace Shuttleと地球,Satelliteと地球に働く重力差を利用する事により,ShuttleのCargobayから地球から遠ざかる方向にも地球に近づく方向のいづれにも置かれうる.Space ShuttleとSatelliteとの距離は最長100 kmである.本稿ではTethered Satelliteの基本的概念,現在NASAの取り組んでいる技術的な問題,および近い将来におけるTSSの科学観測への応用について,米国における研究の現状を述べる.
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