L-3H-6号機による宇宙塵の観測
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概要
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ロケット,L-3H-6号機のブースタ中心部に,マイクロホン型宇宙塵観測数置を搭載し,高度約150〜370kmの宇宙塵を測定した.約480秒の測定時間に観測された宇宙塵は4個で,運動量は5×10^<-5> dyne・sec以上である.宇宙塵の地球面への入射通度を11.3km/secと仮定すると,とらえられた粒子の直径は,1〜10μm程度と推定される.また,宇宙塵降下束および全地表への年間降下質量は,おおよそ2×10^<-1> particles/m^2・sec, 10^3〜10^4 tons/yearと推定される.
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