養護教諭による担任支援
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
子ども達は身体的な症状を訴えて保健室に来室するが、そのときに彼らは自分の心の悩みを少しずつ話す場合もある。保健室では、子ども達は心の側面を見せることがあるため、担任は子どもの心的状態について様々な角度から理解し、問題行動を解決するための手だてを模索するため、子どもの保健室での様子を聞き、その後の学級での指導について養護教諭に相談をする。そこで本稿は、養護教諭が指導困難な学年を担当した担任に対し面接を行い、その中で提示した事を担任が試みとして活動し、その活動によって起こった児童、保護者の変化と、それを見た担任自身の再認識について記述した。また、担任の対応が変化したことにより、学級全体にも変化が生じてきたことの、実践報告でもある。
- 三重大学の論文
著者
関連論文
- 「教育臨床」に関する論考
- 広汎性発達障害児の心理療法
- 保健室来室児童・生徒の理解と対応 : 保健室実態調査と主訴別事例検討を通して
- 学校カウンセリングとしての絵画療法の試み
- 教育実践における表現からみえるこころ
- スクールカウンセリングにおける絵画活用の可能性 : ドイツブレーメンでの絵画療法の試みから
- 家族イメージ彩色法 : 色と単純なかたちとで表現する家族画
- 養護教諭による担任支援
- 「スクールカウンセラー」の制度化をめぐって(1)