アカマツ穿孔ゾウムシ類の加害に関する一観察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本学鷹ケ峰演習林に於いてアカマツ伐採木に穿孔加害するマツアナアキゾウムシ, オオゾウムシ及びマツノマダラカミキリについて調べた結果は次の如くである。1)マツアナアキゾウムシはアカマツ林内よりも広葉樹林又は竹林内に設置した餌木に多く穿孔する。また, 表面積3000∿3500(cm)^2の餌木に多く穿孔する。2)オオゾウムシは樹皮の厚い餌木に, マツノマダラカミキリは樹皮の薄い餌木に多く穿孔する。3)餌木の表面部位別による穿孔数の差はみられないようである。
- 京都府立大学の論文
- 1959-09-01
著者
関連論文
- 東洋区のCraspedochaeta属クチキバエ(双翅目)
- ナモグリバエのマメ科植物に対する産卵選好性(農学部門)
- 日本産 Boletina 属キノコバエについて(農学部門)
- 台湾のハモグリバエ(農学部門)
- 東洋および太平洋地域産クチキバエ科に関する研究(農学部門)
- オオスカシバの相変異 II : 累代飼育における密度の影響(農学部門)
- 対馬産キノコバエ 5 種について(農学部門)
- 日本産ハモグリバエ科の研究(農学部門)
- 東洋区および太平洋地域のクチキバエ科に関する研究(第7報)
- 東洋区のシマバエ科(第5報)
- 日本産ハモグリバエ科ノート,5(農学)
- オオスカシバ Cephonodes hylas 幼虫の相に似た多型現象 : I. 幼虫体色および幼虫と蛹の発育に及ぼす生息密度の影響(農学部門)
- ハウス栽培植物の新害虫チビクロバネキノコバエについて(農学部門)
- 新熱帯区のハモグリバエ科(双翅目) : 第 5 報チリ国産の新種と未記録種(農学部門)
- 新熱帯区産ハモグリバエ科 : 第 4 報ペルー,ヴェネズエラ,ブラジルおよびボリビア産の新種と未記録種(農学部門)
- マツ類樹皮下穿孔虫キイロコキクイムシの初期攻撃(農学部門)
- 『虫の文化史』追補(農学部門)
- 日本産ハモグリバエ科の研究 (III)(農学部門)
- アカマツ穿孔ゾウムシ類の加害に関する一観察
- 果樹の訪花昆虫についての 2,3 の考察
- 日本産ハモグリバエ科ノート,(5)
- 東洋区産シマバエ科(又翅目)第4報 ラオスのシマバエ相(英文)