北九州市圏域の潜在的舞台観客層に対する効果的なマーケティング手法の開発 : 試行と分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者(曽田,石田)は,財団法人北九州市芸術文化振興財団等が主催した「海の上のピアニスト」北九州公演に関して,ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社,株式会社シアター・テレビジョン,財団法人北九州市芸術文化振興財団の協力のもとに,多角的な観客動向調査を行った。その結果,いわゆるコアな演劇ファンの周囲に演劇ファンに類似した心性を持つ層がかなり広範に存在することがわかった。現段階の仮説として,演劇ファン以外の層へのマーケティングについては,効果的な惰報提供を行うことで,新たに舞台鑑賞行動への動機づけを与えることが十分可能である,と考えられる。
- 跡見学園女子大学の論文
- 2003-03-15
著者
関連論文
- 「共同財」としてのアートのあり方を考える:地方自治体の文化政策のあり方についての考察
- 自治体文化政策における「文化の自己決定性」に関する考察 : 川俣正の「ホスピタリティ」をめぐって
- アートNPOとのパートナーシップによる自治体文化政策の可能性 : アートNPOの「専門性」と地方自治体の「コミットメント」をキーワードとして
- 日本におけるオペラ公演の観客形成の一考察--メディアとオペラ観客
- 日本の劇場運営におけるオペラ制作の課題
- オペラによる教育プログラムと観客
- 北九州市圏域の潜在的舞台観客層に対する効果的なマーケティング手法の開発 : 試行と分析
- 日本の音楽マネジメント人材の育成をめぐる政策課題
- 公立文化施設の公共性をめぐって : 「対話の可能性」に、共同体的価値の形成と参加の保証を見る視点から
- 公立文化施設の新たな役割 : 公立劇場・ホールに専門家が関わることの意味について
- 民間芸術NPOと行政機関とのパートナーシップの新しいあり方を探る : 「STスポット横浜」と横浜市との関係をモデルとして