小児癌で子供を亡くした母親の社会化の研究
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概要
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小児癌で子供を亡くした母親の社会化の過程を, 行動や出来事から見つめ, それをグラウンデッドセオリーアプローチの手法を行いてまとめた。結果として3カテゴリーと10のサブカテゴリーがあげられた。母親は「哀しむ」という個人的な内面行動から, 少しづつ, 他者との関わりである「踏みだし行動」を起こしてくる。同時に「生活と家族のとらえ直し」がなされ, 再構築が行われていた。社会化とは「とらえ直しからの踏みだしの過程」と定義して, 母親の社会化をまとめた。
- 日本赤十字看護大学の論文
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