乳臼歯が原因と考えられた顎放線菌症の1例
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概要
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顔面・頸部の放線菌症は,軟組織や骨に発症する肉芽腫性化膿性疾患である.特徴的な所見は,板状硬結,腫脹部の小瘻孔,放線菌塊である.顔面・頸部の放線菌症は,小児では希な感染症である.我々は,8歳の男児に発症した顎放線菌症を報告した.推察された発症原因は根管治療中の下顎乳臼歯であった.
- 2010-12-01
著者
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小野 眞紀子
日本大学松戸歯学部口腔外科学講座
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小宮 正道
日本大学医学部耳鼻咽・頭頸部外科系歯科口腔外科学分野
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秋元 芳明
日本大学松戸歯学部口腔外科学講座
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松本 裕子
日本大学松戸歯学部口腔分子薬理学講座
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秋元 芳明
日本大学松戸歯学部 放射線学講座
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藤井 彰
日本大学松戸歯学部口腔分子薬理学講座
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小宮 正道
日本大学松戸歯学部 歯
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竹内 麗理
日本大学松戸歯学部口腔分子薬理学講座
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田中 茂男
日本大学松戸歯学部口腔外科学講座
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藤井 彰
日本大学総合科学研究所
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秋元 芳明
日本大学松戸歯学部 口腔外科学講座
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竹内 麗理
日本大学松戸歯学部公衆予防歯科学講座
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竹内 麗理
日本大学松戸歯学部薬理学講座
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秋元 芳明
日本大学松戸歯学第二口腔外科学教室
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小宮 正道
日本大学松戸歯学第二口腔外科学教室
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