胚性幹(ES)細胞に導入された Myogenic-LacZ レポーター遺伝子の in vitro における発現
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概要
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The mouse myogenin gene regulatory region carrying the β-galactosidase (LacZ) gene was fused to a neomycin resistant gene, and introduced into ESD3 embryonic stem (ES) cells by electroporation. Transfected cells were expanded, and Southern hybridization was performed using the LacZ DNA sequence as a probe. The sublines of transformed cells were selected by karyotype analysis and by their ability to form embryoid bodies (EBs); some sublines were used for analysis of the transgene expression. The transgene was not expressed by the transformed cells in an undifferentiated state. In suspended EBs produced in hanging drops, the transgene was expressed within certain limited parts of the EBs. In some EBs, the transgene was expressed as patches in the edge of simple embryoid bodies (SEBs) and in the inner wall of cystic embryoid bodies (CEBs). In the differentiation culture system, the transgene was expressed at a cellular level, and polarization of the cells which expressed LacZ was observed. The results suggest that our sublines could be useful as skeletal muscle-specific cell markers for analysis of mouse myogenesis.
- 日本繁殖生物学会の論文
- 2001-02-01
著者
-
伊藤 和衛
岩手大学農学部動物科学講座
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高橋 寿太郎
岩手大学農学部動物科学講座
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小薗井 真人
岩手大学農学部動物機能開発学講座
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高橋 寿太郎
岩手大学農学部
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小薗井 真人
岩手大学農学部動物科学講座
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伊藤 和衛
岩手大学農学部
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