2種類の安定同位体を用いたアミノ酸培養標識法の開発と定量的プロテオミクスへの応用
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概要
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Recently, stable isotope labeling by amino acids in cell culture (SILAC) has become an essential technique for quantitative proteomics, enabling us to comprehensively compare the protein expression changes in different states of cells. However, several limitations have arisen from the conventional SILAC method with respect to the requirement of using dialyzed serum, quantification of unlabeled cells, and arginine-to-proline conversion. To overcome these limitations, we introduced a dual labeling SILAC approach, which does not require dialysis of serum. Here, we review the principle and the features of our SILAC method as well as its application to quantitative proteomics.
- 2010-04-01
著者
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冨田 勝
慶應義塾大学・先端生命科学研究所
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冨田 勝
慶應義塾大学 環境情報学部
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冨田 勝
大阪府立成人病センター研究所 臨床検査科
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今見 考志
慶應義塾大学先端生命科学研究所
-
石濱 泰
慶應義塾大学先端生命科学研究所
-
冨田 勝
慶應大・先端生命研
-
冨田 勝
慶應大・先端生命科学研
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