自己組織化マップを用いた文脈的な自動睡眠段階判定手法
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概要
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In psychiatry, the sleep stage is one of the most important evidence for diagnosing mental disease. However, when doctor diagnose the sleep stage, much labor and skill are required, and a quantitative and objective method is required for more accurate diagnosis. For this reason, an automatic diagnosis system must be developed. In this paper, we propose an automatic sleep stage diagnosis method by using Self Organizing Maps (SOM). Neighborhood learning of SOM makes input data which has similar feature output closely. This function is effective to understandable classifying of complex input data automatically. We applied Elman-type feedback SOM to EEG of not only normal subjects but also subjects suffer from disease. The spectrum of characteristic waves in EEG of disease subjects is often different from it of normal subjects. So, it is difficult to classifying EEG of disease subjects with the rule for normal subjects. On the other hand, Elman-type feedback SOM Classifies the EEG with features which data include and classifying rule is made automatically, so even the EEG with disease subjects is able to be classified automatically. And this Elman-type feedback SOM has context units for diagnosing sleep stages considering contextual information of EEG. Experimental results indicate that the proposed method is able to achieve sleep stage judgment along with doctors diagnosis.
- 2010-03-01
著者
-
島田 尊正
東京電機大学情報環境学部
-
島田 尊正
東京電機大学大学院情報環境学研究科
-
田村 和弘
東京電機大学情報環境学部
-
田村 和弘
東京電機大学大学院情報環境学研究科情報環境デザイン学専攻
-
斎藤 陽一
脳波計量解析研究所
-
斎藤 陽一
脳波軽量解析研究所
-
斎藤 洋一
脳波計量解析研究所
-
島田 尊正
東京電機大学 情報環境学部情報環境学科
-
島田 尊正
東京電機大学
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