大地形の変遷と気候変動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Climate model experiments are carried out to understand the relationship between large-scale topography and climate variation. Mountain uplift experiments show that sea surface temperature, surface wind fields, precipitation and sea surface salinity are strongly influenced by mountain uplift. An enhanced Asian monsoon due to mountain uplift causes stronger seasonal coastal upwelling in the Indian Ocean and freshening in the Bay of Bengal, Yellow Sea and East China Sea. Mountain uplift experiments using a higher resolution atmospheric general circulation model reveal that the spatial pattern of precipitation becomes finer as resolution increases, and that there is a sharper contrast in the salinity distribution near coastal regions. Experiments in which the Panamanian Gateway is closed, opened and re-closed suggest that reorganization of the ocean current due to closure of the Panamanian Gateway induces a cooler and drier climate with a permanent halocline and sea ice in the subarctic Pacific.
- 社団法人 東京地学協会の論文
- 2008-12-25
著者
-
緑川 貴
気象研究所地球化学研究部
-
鬼頭 昭雄
気象研究所気候研究部
-
荒川 理
気象研究所
-
鬼頭 昭雄
気象研・気候
-
鬼頭 昭雄
気象研究所
-
本井 達夫
気象研究所
-
笹井 義一
(独)海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター生態系変動予測研究プログラム
-
本井 達夫
気象研究所海洋研究部
-
陳 永利
(独)海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター地球温暖化予測研究プログラム
-
緑川 貴
気象研究所
-
荒川 理
気象研究所気候研究部
関連論文
- 親潮水の水質の10年スケール変動とその要因
- 大気大循環モデル相互比較実験(AMIP)第1回国際会議の報告
- B168 20km格子全球大気モデルで予測された地球温暖化時の北大西洋における熱帯低気圧のトラック変化(気候システムI)
- P336 日本に接近する台風の将来変化
- P336 20km格子全球大気モデルによる現在気候実験で再現された台風活動のENSO依存性について
- A104 60km格子全球大気モデルによる将来気候実験で再現された熱帯低気圧発生数のSSTと初期値依存性について(気候システムI)
- P124 60km格子全球大気モデルによる熱帯低気圧の再現性について
- A208 20km格子全球大気モデルによる地球温暖化時の熱帯低気圧の構造変化(気候システムII)
- A201 20km格子全球大気モデルによる地球温暖化実験結果の概要(気候システムII)
- B166 水平解像度20km大気モデルによる地球温暖化予測タイムスライス実験(気候システムII)
- A203 日本における高解像度日降水量グリッドデータ(APHRO_JP)の作成について(気候システムII)
- P140 雨量計を元としたグリッド日降水データの作成 : 異常値判別のためのTRMM(2A25)の利用可能性
- B106 温暖化に伴う河川の洪水・渇水頻度の評価(気候システムI)
- A104 温暖化に伴う河川流量変動の評価(気候システムI)
- C168 温暖化気候において極端に発達する台風の雲解像シミュレーション(台風)
- B169 水平解像度5km/2km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 7月の東日本太平洋側でみられた強雨の増加傾向について(気候システムI)
- C458 JMA-NHMによるインドの強雨の再現可能性(気候システムIII)
- IPCC第1作業部会第4次評価報告書の現状
- 第23回国際測地学・地球物理学連合総会 : (IUGG2003・札幌)の報告(3)
- 第5回「大気 - 海洋相互作用研究会」報告
- 季節予報の潜在的予測可能性について
- 大気の季節予測可能性実験における土壌水分の年々変動
- 大気の季節予測可能性実験における確率予報の信頼性
- 温暖化予測の鍵, 海のCO_2 : 長期継続観測データに基づいた炭素循環変動の検出
- A101 雲解像領域大気モデルの高解像度化と温暖化による極端現象の変化予測(気候システムI)
- B406 20km格子全球大気モデルで予測された地球温暖化時の北西太平洋における熱帯低気圧のトラック変化(気候システムIV,一般口頭発表)
- P223 鮮新世中期における熱帯大気循環の弱化(ポスターセッション)
- A303 水平解像度5km/2km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 全球大気モデル実験を境界値に用いた予備実験:NHM5kmからNHM2kmへ(気候システムII)
- D107 関東域での夏季不安定降水のNHMによる再現性の評価(気象予報)
- A103 水平解像度5km/1km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 全球大気モデル実験を境界値に用いた予備実験 : 温暖化による大雨現象の変質(気候システムI)
- A102 水平解像度5km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 降水と気温の再現と変化特性(気候システムI)
- A103 水平解像度5km/1km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験予備実験 : 大雨事例の抽出と5km/1km-NHMの結果の比較(気候システムI)
- A102 水平解像度5km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 完全境界実験による精度評価(気候システムI)
- A307 気象研究所気候モデルによる完新世中期のエルニーニョシミュレーション(気候システムIII)
- A107 最終氷期の始まりに関する結合モデルシミュレーション(気候システムI)
- D104 最大エントロピー生成仮説に基づく最も簡単な一次元気候モデルのEuler-Lagrange方程式(大気力学)
- B311 大西洋の淡水収支と熱塩循環の循環様式(気候システムIII)
- B164 温暖化に対する熱塩循環の長期応答と大気水蒸気輸送の役割 : 理論的考察(気候システムI)
- P445 温暖化に伴う海洋循環の変化に対する熱及び淡水フラックスの役割
- 結合モデルによる古気候実験と氷期の熱塩循環
- 6,000年前のENSOのシミュレーション
- 気象研結合モデルにおける熱塩循環 : 簡単な理論モデルを用いた解析
- ENSOとモンスーンの古気候シミュレーション
- 結合モデルによりシミュレートされた氷期の条件下における急激な気候変動
- IUGG 第21回総会の報告
- 北半球冬季成層圏-対流圏の年々変動
- 第4回全球気候変化と気候変動のモデル化に関する国際会議に参加して
- 新MRI結合モデルによる気候変化予測
- 極域気候変動に関する第2回和達国際会議の報告
- モデル相互比較実験研究会議に参加して
- A308 改良された20km全球大気モデルによる現在気候・将来気候実験(気候システムII,口頭発表)
- MRI・CGCM1のCO_2漸増実験データに見られるウォーカー循環、モンスーン循環、ハドレー循環の変動
- 3.チベット高原の上昇は新第三紀以降のアジア・太平洋域の気候変化とアジアモンスーンの成立にどのような影響を与えたか? : 大気海洋結合大循環モデル(MRI-CGCM)による数値実験結果から(2005年度春季大会シンポジウム「地球環境の進化と気候変動」(地球環境問題委員会共催)の報告)
- P366 アジアモンスーンの季節変化におけるヒマラヤ・チベット山塊の存在の効果 : 夏季アジアモンスーンのオンセット : 気象研究所大気海洋結合モデルによる数値実験
- 大規模山岳上昇による熱帯・亜熱帯太平洋への影響
- 大規模山岳上昇にともなう全球的気温及びモンスーン強度の変化 : 気象研究所大気海洋結合モデルによる数値実験
- 気象研究所大気海洋結合モデルにおける夏季アジアモンスーンの開始と対流活動の急激な北上
- 大気の季節予測可能性実験
- 冬のアンサンブル季節予報実験に現れるテレコネクションパターン
- アンサンブル季節予報実験 北半球の予報成績
- インドモンスーンのアンサンブル季節予報実験 : 1987, 88年夏
- 気象庁全球予報モデルを用いた1993, 94年夏のアンサンブル季節予報実験
- P351 台風Hai-Tang(2005)通適時のCO_2フラックスとpHの変化(ポスター・セッション)
- 大気中二酸化炭素濃度漸増モデル実験における降水量極値の長期変動
- 二酸化炭素増加時の全球的水収支 : 気象研究所大気海洋結合モデルによる実験結果
- Atmosphere/Ocean Interaction-Monsoon and Tropical Monsoon〔邦文〕 (IAMAP・IAHS′93特集号) -- (シンポジウム・ワ-クショップ報告)
- 極域気候変動に関する和達国際会議の報告
- P163 統計的ダウンスケーリング手法による温暖化時の日本域夏季降水予測 : 降水の頻度と強度
- B162 統計的ダウンスケーリング手法の改善と温暖化時の日本域における降水量予測(気候システムI)
- 統計的ダウンスケーリング手法を用いた温暖化時の夏季東アジア域の降水量予測結果の比較
- 統計的ダウンスケーリング手法を用いた温暖化時の夏季東アジア域の降水量予測
- 気象研究所大気海洋結合モデルにみられる夏季東アジア域の気候変動
- 気象研究所全球大気海洋結合モデル(MRI-CGCM2)の改良 : フラックス調整の有無による比較
- はじめに(日本気象学会2000年春季大会シンポジウム「21世紀の気候変化-予測とそのもたらすもの-」の報告)
- A464 環状変動におよぼす地形の影響 : 大気海洋結合モデル実験(北極振動と中高緯度大気循環)
- D101 チベット高原が冬季から春期のアジアモンスーンの季節進行に果たす役割 : AOGCM地形除去実験を通して(チベット高原気象学の進展,専門分科会)
- TRMMによるMRI/JMA-GCMの降水フラックスの検証
- 気象研究所大気大循環モデルによる南半球の2重ジェットと半年振動のシミュレ-ション〔英文〕
- アフリカ熱帯多雨林の土壌水分及び地面アルベドの変化が夏季気候に及ぼす影響--MRI・GCM-1による数値実験〔英文〕
- B463 CMIP3大気海洋結合モデルによる梅雨期の降水強度の再現性(CMIP3マルチ気候モデルにおける大気海洋諸現象の再現性比較,専門分科会)
- A205 大気海洋結合モデルによる梅雨期の降水強度の再現性(気候システムII)
- 気象研究所大気海洋結合モデルによるCO_2漸増実験 : 速報
- CO_2増加時の夏季アジアモンスーンの変化のシミュレーション
- 地球温暖化に伴う夏季アジアモンスーンの変化
- 大気海洋結合モデルにあらわれた太平洋域における数年-数十年スケールの変動(第2報)
- 月例会「長期予報と大気大循環」の報告
- 大地形の変遷と気候変動
- B153 地球温暖化による海面淡水フラックスと海洋塩分の変化(気候システムII)
- A106 気候モデルによる完新世中期(6千年前)の気候再現実験(気候システムI)
- P358 気候モデルでシミュレートされた南極ロス・アムンゼン・ベリングスハウゼン海域の経年変動
- 全球大気海洋結合モデルでの南極周極波(ACW)
- 気象研究所大気海洋結合モデルによるエルニーニョ予測実験
- 5.「何をモデル化するのか-OGCM, AGCM, CGCM」(第5回「大気-海洋相互作用研究会」報告)
- 15層大気大循環モデルによる気候最適期の感度実験
- 気象研究所大気モデルに現れるMadden-Julian振動のPrognostic Arakawa-Schubert積雲対流スキームに対する依存性
- B161 地球温暖化時の梅雨の変化について(気候システムI)
- 海水中の溶存有機物と金属イオンとの相互作用(第9回有機地球化学シンポジウム(筑波シンポジウム))
- ハイブリッドモデルによるENSO予測
- B105 東アジア夏季の異常気象に関連する遠隔伝播パターンの動態(気候システムI)
- A405 20kmメッシュ全球モデルでの熱帯降水量日変化の温暖化による変調(2) : MIROC高解像度版による温暖化海面水温変化量を用いた実験(気候システムIV)