微少流量円管流れの凍結現象に関する研究
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概要
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本研究では,冬季における水道管の凍結破損を防止するための知見を得るために円管内に微少流量(低速)の水を流した条件での凍結現象について検討した.流量条件は,Q=4.0×10−7–7.1×10−6 m3/sとし,大きさの異なる二つの円管で調べた.結果として,壁面温度TWがTW=−2–−3°C程度で凍結が生じ,冷却固体面と水との接触時間が長くなると凍結が起こりやすくなることがわかった.また,壁温が非常に低い温度条件下(TW<−3°C)では,微少流量の連続的流水では凍結を防止できず,このような厳しい温度条件では,水抜きや管を暖める等の対策が必要となることを示した.
- 2009-03-20
著者
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吉田 豊
室蘭工業大学工学部応用化学科
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太田 光浩
室蘭工業大学工学部 応用化学科
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太田 光浩
室蘭工業大学工学部応用化学科
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吉田 豊
室蘭工業大学工学部 応用化学科
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吉田 豊
室蘭工業大学大学院 工学研究科 公共システム工学専攻
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丸谷 謙介
室蘭工業大学工学部 応用化学科
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太田 光浩
室蘭工業大学大学院工学研究科 応用理化学系専攻
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太田 光浩
室蘭工業大学大学院工学研究科応用化学系専攻
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吉田 豊
室蘭工業大学
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