近年におけるコムギのデオキシニバレノール汚染と作柄状況について
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概要
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全国各地から送付された麦類について、デオキシニバレノールの汚染状況を調査した。対象とした試料は2002年から2006年産の5年間で、合計7933点である。これらの試料のうち調査点数の多かった小麦7883点について汚染状況を調査したところ、およそ50 %の試料に検出限界の0.05 mg/kg以上のデオキシニバレノールが検出され、厚生労働省の暫定基準の1.1 mg/kgを超えるものが、2002年(7.8 %)、2003年(4.0 %)、2004年(2.5 %)、2005年(0.2 %)、2006年(2.8 %)の各年次に認められた
- 日本マイコトキシン学会の論文
- 2007-07-31
著者
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勝部 和義
財団法人日本穀物検定協会中央研究所
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南澤 正敏
財団法人日本穀物検定協会中央研究所
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法月 廣子
財団法人日本穀物検定協会中央研究所
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堤 徹
財団法人日本穀物検定協会中央研究所
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法月 廣子
財団法人日本穀物検定協会
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