暗号処理ボードSEBSWの実装と性能評価(VLSIシステム)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
大量のデータを高速に暗号化するために共通鍵暗号方式が多くのシステムにて用いられている. 近年の, 計算機システムの広範な普及に伴い, 様々な局面で様々な暗号方式が利用されつつある. そのため組織間の通信においては, 利用する暗号方式を柔軟に変更していく必要性が生じている. また, 計算機性能の向上や暗号解読技術の進歩により, 同じ暗号方式を継続して使用することは安全ではない. そのため, 暗号方式と鍵を柔軟に変更可能な通信システムDCCSが提案されている. そこで本論文では, DCCSの中核となるFPGAを用いた暗号処理ボードSEBSWの開発と性能評価を行った結果を示す. また, 電子政府推奨暗号8種類を開発した暗号処理ボード上に実装して正常動作を確認した後, 回路規模や動作速度に関する評価結果も示す.
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-08-01

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク