ニオイセンサを用いた発生ガス熱分析-火災, 環境悪臭への応用
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概要
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The evolved gas analysis (EGA) was carried out using the odor sensor under the atmospheric pressure condition. The abilities of adsorption and desorption to carbon fibers, silk and cotton were compared by trimethylamine as one of the environmental malodor standard reagents. The weight loss of trimethylamine was too small to detect by TG although the odor sensor could measure these desorbed molecules by increasing temperature quantitatively and accurately. This result showed that the amount of trimethylamine desorbed from carbon fibers was much larger than that from silk and cotton because carbon fibers had the porous structures. On the contrary, the least amount of adsorption and desorption was observed by silk that is considered to be the best textile fiber without stain against the malodor. EGA of electric wire made of PVC was analyzed and the pyrolysis gases were detected at 100°C. EGA of pure PVC showed the pyrolysis gases from 200°C. At the lower temperature, the odor sensor could catch the pyrolysis products of plasticizers contained in PVC electric wire. TG-MS of pure PVC detected HCl and benzene at 200°C. API-MS analysis was also carried out and showed the very high sensitivity to the decomposition products of benzene even at 60°C.
- 日本質量分析学会の論文
- 1998-08-01
著者
-
能美 隆
能美防災(株)研究所
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能美 隆
能美防災(株)基礎研究室
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江原 勝夫
東京工業大学工学部高分子工学科
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江原 勝夫
東京工業大学高分子工学科
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江原 勝夫
東京工業大学
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能美 隆
能美防災(株)
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前川 麻弥
能美防災(株)基礎研究室
-
前川 麻弥
能美防災(株) 研究開発センター
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