血痰を主訴とする患者に関する臨床的検討 : 肺癌と血痰の関連について

元データ 1996-10-20 日本肺癌学会

概要

1990年から1992年までの3年間に, 血痰を訴え当院を受診した患者240例を対象に, 全例に胸部X線撮影, 喀痰細胞診を, 185例に気管支鏡検査を施行し, 血痰の原読を検索した.240例中, 肺癌54例, 喉頭癌1例, 陳旧性肺結核16例, 気管支拡張症11例, 急性気管支炎11例, 上気道炎6例, 中葉症候群6例, 気管支喘息4例, 非定型抗酸菌症4例, びまん性汎細気管支炎3例, 肺炎2例, 慢性気管支炎2例, 肺結核2例, その他4例, 診断確定できなかったもの114例であった.血痰患者のうち約4分の1が肺癌であり, 肺癌を早期発見するためにも注意深い日常診療, 特に積極的な気管支鏡検査が必要であると思われた.

著者

望月 吉郎 国立姫路病院内科
河村 哲治 国立姫路病院内科
河南 里江子 国立姫路病院内科
露口 一成 京都大学医学部附属病院 内科
望月 吉郎 国立姫路病院
河村 哲治 国立姫路病院
中原 保治 国立姫路病院内科
露口 一成 国立姫路病院内科
中原 由紀子 国立姫路病院循環器科
桂 榮孝 国立病院機構姫路医療センター研究検査科
桂 榮孝 国立姫路病院 泌尿器科
中原 由紀子 元国立病院機構姫路医療センター内科
中原 由紀子 国立姫路内科
中原 保治 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
河南 里江子 国立姫路病院

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