2000-CSEC-10-25 情報セキュリティ技術への提言
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概要
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最近の情報処理形態は分散処理を前提として一層進行しつつある。この状況ではキーボードとディスプレイのあちら側にはやりたい放題の世界が広がっているように見える。それにつれて内部不正の温床ができてはいないか。情報セキュリティ技術はそれに対処できるであろうか。現在のセキュリティ技術の構造や思考の枠内ではそれが不可能であることを示す。事態を改善するためには、セキュリティに対する想定「敵」を外部者にのみ設定するのではなく、内部者にも視点を移す必要があることを示し、新しいセキュリティ技術の開発への期待を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-07-25
著者
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