2000-CSEC-10-14 GOSTの差分解読(2)
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概要
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ブロック暗号GOSTは、前のソビエト連邦で提案され、政府標準となっていた。著者等は99年3月のISEC研究会で、12ラウンドのGOSTに対する差分解読実験結果について報告した。今回はこの解読を拡張した結果について報告する。まず、平均で2^<51>個の選択平文を用いて13ラウンドのGOSTを解読出来、最も弱い鍵値では17ラウンドが解読出来る事を示す。次に、この差分解読をrelated-key attackと結合する事により拡張する。John Kelsey等は、GOSTにrelated-key attackを適用したが具体的な特性は示されていなかった。ここでは、具体的な特性を示す。平均で2^<56>個の選択平文で21ラウンドのGOSTを解読出来る。この解読は、Randonに生成されたS-boXの場合にも適用出来る。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-07-25
著者
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