R-ISMAによる混合型無線LANの特性解析
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概要
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本報告では、混合型のシステム構成をもつ無線LAN におけるメディアアクセス制御(MAC)プロトコルとして、Mod-ified R-ISMA(reserved idle signal multiple access)を提案する。このプロトコルは集中型システムのような広い基本サービスエリアをサポートでき、分散型システムでの隠れ端末問題を解決して近隣局間の直接送信を許可する。情報パケットの送信間においてはボーリング方式を用いるため、ARQ(auto repeat request)方式が容易に適用される。更に、マルコフ解析によって性能評価を行う。解析ではFritchmanチャネルモデルを用いてバースト誤り環境を表す。また、実際のシステムパラメータを用いた数値例により,システムの性能が、R-ISMAの集中型システムと比べ、改善したことを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-19
著者
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