接地系評価方法の検討

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概要

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ディジタル交換機を始めとする通信システム等では機能高度化のためのシステムの更改や、需要の増加に伴う機器の増設等が度々行われ接地系の接続構成も変化する。本稿はこの接地系の接続を変更することなく、且つ、システムを運用状態のまま評価する方法について提案したものである。具体的にはクランプ形結合器を用いて接地線に電流を印加し、カレントトランスやカレントプローブを用いて電流の分流の状態を測定することによって、接地線の接続状態や装置の絶縁状態を評価する方法、更には接地系を一つのネットワークとしてとらえインビーダンスマトリクスとして評価する方法について提案を行うと共に、実験結果について報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-05-23

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