半定電流給電方式加入者回路の検討
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概要
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加入者系への光ファイバの積極的導入によるメタリック線の短尺化により線路抵抗が小さくなり、このためアナログ電話機へのインタフェースをとる加入者回路は通話電流が増大し消費電力が増加する。この消費電力を抑えるため、近距離で最大通話電流を制限する半定電流給電方式加入者回路を提案しその構成法について述べる。これにより近距離において消費電力を約半分に抑えることが可能となる。また,本方式では加入者回路内に線路相当の損失を設けることにより,等価的に端末から見た線路損失変動を縮小することができ,品質の変動を抑えることが可能となる。試作評価により半定電流給電特性,通話品質特性とも満足していることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-11-17
著者
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石沢 昭
NTTネットワークサービスシステム研究所
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秋山 和彦
Nttネットワークサービスシステム研究所
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及川 義則
日本電信電話株式会社nttネットワークサービスシステム研究所
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柏原 孝彦
NTTネットワークサービスシステム研究所
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及川 義則
NTTネットワークサービスシステム研究所
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柏原 孝彦
NTT中国支社 設備部
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