輸血後肝炎
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概要
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輸血後肝炎は献血者の肝炎スクリーニング検査の進歩により著しく減少したが,検査方法には検出限界があり,輸血後肝炎をなくすことはできない.特にB型肝炎は感染初期のウインドウ期が長く,また,微量のウイルスを保有するキャリアーが存在するため,核酸増幅検査を実施しても感染を検出できないことがある.スクリーニング検査の現状と課題を理解し,輸血の際は患者にそのリスクについて説明し,理解と同意を得なければいけない.また,輸血後は患者の追跡調査が必要である.
- 2004-07-10
著者
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