金属イオンを電子受容体とする二酸化チタン粒子懸濁系における NADH の光酸化反応
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概要
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Ag+,Cu2+,Ni2+,Fe3+,[Fe(CN)6]3-,Fe(III)一EDTAを電子受容体として含む二酸化チタン粒子懸濁系においてnicotinamide adenine dinucleotide(NADH)の光酸化反応を試験したところ,Fe(III)-EDTAを用いたとき,最もNADHの酸化反応速度が高いことが分った.また,種々の初期Fe(III)-EDTA濃度(CFe3,0=0-100×10-3m01/m3)におけるNADH:の酸化反応を検討した結果,反応初期においてはFe(III)-EDTA濃度の増加に伴いNADHの酸化速度は向上し,その後,反応の進行に伴って反応系内は擬定常状態となり,NADHはほぼ一定の速度で酸化されることが示された.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2001-05-20
著者
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