秋田県の主要小麦品種の穂水分変動特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
秋田県では2000年度に奨励品種とした「ネバリゴシ」にほぼ品種切り替えが進み、わずかに「ハルイブキ」、「ナンブコムギ」が作付けされている。本県産小麦の検査等級はここ数年特に低く、1等麦は皆無の状況である。梅雨時期の収穫となる小麦の外観品質低下は降雨の多い年では著しく、収穫はピンポイントで行わなければならないこともあり、適期収穫を行うことは困難を極める。収穫は子実水分を目安に行われており、概ね子実水分30%以下となる時期から収穫が行われているため、この時期を的確に予測する試みがなされている。本試験では現在の主要品種「ネバリゴシ」、「ハルイブキ」について、北海道で行われている穂水分をもとにした収穫適期予測法が適合するかを検証する目的で3カ年検討した結果について報告する。
- [東北農業試験研究協議会]の論文
[東北農業試験研究協議会] | 論文
- 豚の飼養環境ストレス軽減へのプロバイオティクス(Bacillus subtilis C-3102株)添加給与の有効性
- エダマメ品種'あきた香り五葉'の収穫判断基準と収穫判定スケール
- 水稲新品種「青系138号」の特性について
- レーザー乾田均平作業による土壌硬度の変化と水稲の移植精度
- リンゴ自家摘果性遺伝資源の探索