球根の簡易積雪貯蔵による鉢物ユリの5月出し栽培技術
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概要
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ユリ栽培では、冷凍貯蔵や冷蔵貯蔵された球根を用いる周年栽培技術が普及している。栽培されている品種のほとんどは貯蔵された状態で海外から輸入されていて、自家で球根養成する栽培者以外は貯蔵設備を保有しなくても、栽培が可能である。しかしながら独自育成品種においては球根養成が必要になるため、貯蔵庫などの設備投資が必要である。現在、秋田県育成品種'秋田プチホワイト'は鉢物ユリとして5月第2週の母の日需要期に集中出荷されていて、この作型においては球根の冷蔵貯蔵が必要である。そこで、低コストで設備投資の不要な栽培法を確立するため、東北特有の積雪条件を活用した球根貯蔵がユリの球根品質および生育に及ぼす影響を検討する。また、簡易積雪貯蔵した球根を用いて、温室の暖房加温温度と定植日の違いが秋田プチホワイトの生育に及ぼす影響を検討する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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