遮光資材とかん水の組み合わせによる盛夏期の雨よけハウスにおけるホウレンソウ栽培法
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概要
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山形県では、近年、地産地消の気運が盛り上がるにつれ、ホウレンソウが品薄になる盛夏期の安定栽培技術が求められるようになってきた。これまで指導されてきた盛夏期のホウレンソウ栽培法は約80%の遮光資材をハウスに外張りし、播種直後のかん水以降はかん水を行わず、出芽揃い時に資材を除去する方法であった。この方法は、出芽は良好であるが遮光率が高いため除去によるショックでその後の晴天では様々な障害が発生しやすいという問題点があった。このため、資材除去が遅れがちになりやすく、その結果徒長し株重が減少するという問題も発生しやすくなっていた。以上のような現状技術の問題点や、気象変動の実態を踏まえ、盛夏期栽培に向けた技術開発の方向性を次のように設定し、高温年次に栽培実証することにより、技術の実用性を検討することにした。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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