耕作放棄地に放牧した少頭数放牧牛群の行動と尿中コルチゾール
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概要
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東北地域では、水田跡地や桑園跡地などの耕作放棄地の増加が著しく、それらの放牧利用に対する期待は大きい。しかし、耕作放棄地は複雑地形かつ狭小面積で分散立地していることが多く、このような条件に対して、従来の大面積、畑土壌条件を対象とした草地化技術や多頭数牛群による放牧技術では対応が難しい。特にウシは群れで行動する性質を有することから、狭小な耕作放棄地で放牧される少頭数牛群にとって、それが行動パターンやストレス度にどのような影響を及ぼすのか、これまで調査されてきた放牧牛の多くは人工草地での多頭数放牧牛群が対象だったため不明な点は多い。そこで本試験では、耕作放棄地に放牧された少頭数牛群の行動およびストレスホルモンについて、大面積人工草地に放牧された多頭数牛群のそれらと比較したので報告する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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