肥効調節型肥料の側条施用が水稲湛水土中条播の生育収量に及ぼす影響
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概要
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秋田県における直播栽培面積は2003年が360ha、2004年は約460haであり、毎年120〜140%の伸びを示している。播種様式は代かきを伴う湛水直播が9割以上を占めており、中でも湛水土中条播が全体の8割を占めるに至っている。一方、秋田県における主要な播種様式である湛水土中条播に利用される播種機は、そのほとんどが側条施肥機構を有しているが、直播栽培における側条施肥では、生育中期の急激な葉色低下が問題となっている。また、圃場の大区画化や規模拡大に伴い、施肥作業の省力化が望まれている。そこで、水稲湛水土中条播栽培における施肥作業の省力化と、「あきたこまち」の生育および収量の安定化を図るため、側条施肥の効果を明らかにするとともに、肥効調節型肥料の側条施用による全量基肥栽培技術を検討したので報告する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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