堆肥多量施用条件下における飼料稲品種候補「奥羽飼387号」の黄熟期の水分含量
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概要
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稲発酵粗飼料の生産体系では稲の水分65%以下で比較的良好な発酵品質を示すことが知られ、一般的に稲の黄熟期は水分含量が65%以下に達することから、専用収穫機を用いたダイレクトカット方式では黄熟期に収穫作業が行われている。しかし、黄熟期の水分含量は肥培管理等の違いで変動し、多量の窒素施肥条件下では水分含量の低下が遅くなる場合がある。一方、現状では簡易な堆肥化処理により未熟な家畜ふん堆肥が飼料イネ水田圃場に還元される場合があり、このような場合は黄熟期の水分含量が高くなる可能性がある。そこで、本研究では未熟な家畜ふん堆肥を多量施用した条件下で飼料稲品種候補「奥羽飼387号」を栽培し、肥培管理の違いが黄熟期の水分含量へ及ぼす影響を検討した。
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