岩手オリジナル小ギク「アイマム」シリーズ2品種の育成と品種特性
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概要
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岩手県において小ギクは、県南部の北上市及び東磐井郡を中心に県下全域で栽培されて、平成14年の生産額は約5.1億円、作付面積は約65haで、主要な花き品目の1つになっている。しかし、栽培に用いられる種苗会社の品種は県外気象下で選抜、育成されたものであるため、導入時の試験栽培が必須となっている。また、小ギクに対する消費者の嗜好動向は変化しており、従来の品種より側枝や孫芽の少ない、スプレータイプの小ギク品種の人気が高い。そこで、岩手県では側枝や孫芽の少ないスプレータイプであること、花色が良いことを目標とし、本県の立地条件に適合したオリジナル品種を平成12〜14年度にかけて9品種を育成し、「アイマム」シリーズとして普及を推進している。今回新たに「アイマム」シリーズに加える品種として、2品種を選抜、育成したので報告する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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