培養液濃度の違いおよびNaClの添加がトマトの生育・収量・品質へ及ぼす影響
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概要
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トマトの商品果収量は、総収量と商品果率の積で表され、実際の栽培場面では、前者は草勢が強まる程増加し、後者は草勢が強まる程低下する傾向にある。一般に、養液栽培では、培養液濃度の調節によって草勢をコントロールしている。これまでに、培養液にNaClなどの塩類を添加することによって浸透ポテンシャルを低下させ、水分ストレスを付与して、糖度の高い果実を生産する技術が実用化されているが、最近では、培養液中への塩類の添加によって、生育をコントロールする試みがなされるようになってきた。そこで本研究では、培養液濃度の違いと培養液へのNaCl添加がトマトの生育、収量および果実品質に与える影響を検討し、培養液管理の基礎的なデータを得ることを目的とした。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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