幼苗を用いたフェストロリウム品種の耐湿性検定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
東北地域の転作田などにおいては、Lolium属とFestuca属の交雑による牧草フェストロリウム(以下、FL)が既存草種のオーチャードグラス等よりも初期生育が旺盛で、品質等に優れる有望な草種として期待される。しかし、既存のFL品種は海外で育成されたものが多く、本地域の環境条件に必ずしも適合していない。そこで、海外から導入したFL品種における東北地域への適応性について検討する必要がある。利用1年目の環境適応性及び収量性については、品種によって大きく異なることを既に報告した。本報では、水田に導入する際に重要な形質である耐湿性について、初期生育期の幼苗を用いて検定を行い、他草種との比較及びFL品種の差異を調査した結果を報告する。
- [東北農業試験研究協議会]の論文
[東北農業試験研究協議会] | 論文
- 豚の飼養環境ストレス軽減へのプロバイオティクス(Bacillus subtilis C-3102株)添加給与の有効性
- エダマメ品種'あきた香り五葉'の収穫判断基準と収穫判定スケール
- 水稲新品種「青系138号」の特性について
- レーザー乾田均平作業による土壌硬度の変化と水稲の移植精度
- リンゴ自家摘果性遺伝資源の探索