シラネコムギの子実粗蛋白含有率の推定
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概要
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小麦はその加工用途に応じて適切な子実粗蛋白含有率が定められており、めん用としては10〜11%程度の子実粗蛋白含有率が実需者より求められている。また、めん用小麦では、平成17年産から、実需者が生産者に支払う契約生産奨励金について、実需者が重視する4つの品質項目の調査結果に応じてランク区分を行う「新ランク区分方式」が導入されることとなっており、その4つの品質調査項目の中に子実粗蛋白含有率も入っているため、今後益々その重要性が増すと考えられる。しかし、宮城県産シラネコムギは全体的に子実粗蛋白含有率が低く、しかもバラツキが大きいことが実需者より指摘されており、問題となっている。本試験では、これらの問題を解消するため、シラネコムギの栄養診断による子実粗蛋白含有率の推定および適正化について検討した。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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