未収穫大豆鋤き込み復元田における水稲の生育と収量
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概要
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2002年の大豆作では10月下旬からの長雨と11月中旬の積雪により収穫不能となった圃場が多く見られた(秋田県全大豆作付け面積の11%にあたる924ha)。大豆が収穫不能となった圃場では未収穫の大豆がそのまま圃場に鋤き込まれた。その圃場が翌年復田された場合、水稲の生育へ大きな影響を及ぼすと考えられる。しかし、大豆が収穫できずにそのまま鋤き込まれるケースは頻繁にあるわけではなく、その復元田における水稲への影響についての報告事例は限られている。そこで、収穫しない状態の大豆を秋に鋤き込み、翌年復元田において水稲を栽培し、未収穫大豆鋤き込みが水稲の生育、収量に及ぼす影響について検討した。また、鋤き込まれた未収穫大豆の可給態窒素を評価するために培養試験を行った。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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