東北地域におけるフェストロリウム品種の特性(利用1年目)
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概要
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フェストロリウムとは、フェスク類(Festuca属)及びライグラス類(Lolium属)の属間雑種のことを指し、種々の交雑組み合わせが存在する。品種としては、OECDの登録リスト(2002年度)に×Festulolium brauniiとして9品種登録されている。しかし、これらの品種の詳細な育成経過は不明であり、さらにリストに登録されていない品種も含めると、フェストロリウム品種の実態を正確に把握するのは困難となっている。なお、東北地域においても米の生産調整が進み、水田の他作目への利用が期待されており、越冬性や越夏性に優れた長期利用可能な草種として、フェストロリウムを活用することが期待されている。しかし、東北地域においてフェストロリウムの多数品種の特性を調査した報告は少なく、品種についての情報はほとんど得られていない。そこで、導入した複数のフェストロリウム品種について比較を行い、東北地域における利用1年目における生育特性を明らかにした。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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