生分解性キレート剤がカラシナのカドミウム吸収に及ぼす影響
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概要
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植物によって土壌中のカドミウム(Cd)を除去する、いわゆるファイトレメディエーションの実用化を図るには、供試植物の選択と可溶化資材の利用によるCd吸収の促進が重要である。我々の研究グループでは、これまで土壌中のCdを可溶化させる資材の検索を行い、生分解性キレート剤であるLグルタミン酸2酢酸4ナトリウム(以後、GLDAと略記)の可溶化能が高いことを明らかにした。本研究では、水耕栽培で高濃度にCdを蓄積することが確認されているカラシナについて、汚染土壌からのCd吸収能を調査するとともに、GLDAがCd吸収に及ぼす影響について検討したので報告する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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