寒冷地水田における肥効調節型肥料の窒素発現の温度依存性
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概要
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水稲の生育は気象条件によって早まったり遅れたりする。寒冷地では暖地に比べて基肥重点の施肥体系であり、速効性窒素肥料の多量基肥施用は、気象変動に伴う初期の生育のずれに対して影響が大きい。それに対して、肥効調節型肥料の窒素の溶出は温度に依存することから、気象(温度)変動に伴う水稲の生育のずれに呼応するとされている。そこで、窒素発現の型(リニア型、シグモイド型)や期間が異なる一連の被覆尿素肥料について、数年間水田ほ場への埋設試験を行い、肥料窒素の溶出パターンの変動を確認するとともに、水稲への施肥試験を行い、生育のずれとの呼応についても検討したので個々に報告する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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