晩生良質糯新品種「もちむすめ」の特性
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概要
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宮城県の主力糯品種「こがねもち」(育成地新潟農試中条試験地、宮城県での名称は「みやこがねもち」)は餅の食味や加工適性が優れ1958年に宮城県等で奨励品種に採用されて以来、実需者の評価は高い。しかし、いもち病に弱いこと、長稈で倒伏しやすいため、度々穂発芽により品質が著しく低下することが問題になっている。そこで「こがねもち」並みの食味を有し、しかも栽培特性に優れた品種の育成を目指したが両特性ともに優れた系統はなかなか育成されなかった。この度、この要望に応えることができる「こがねもち」並の食味を有し、耐倒伏性や穂発芽性が優れる「もちむすめ」を育成したので特性の概要を報告する。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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