日長及び低温遭遇時の葉齢がネギの花芽分化に及ぼす影響
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概要
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ネギはグリーンプラント・バーナリ型であり、ある程度の大きさの苗が低温短日に遭遇することによって花芽が分化する。このことは露地栽培の秋まきネギにおいて8~9月に番種すると春にはほぼ100%抽台するが、10~11月まきでは一部しか抽台しないことからも裏付けされる。花芽分化後、抽台したネギはその花茎が固く商品としての価値を失ってしまうため、一般的に5~6月はネギの端境期となっている。今後、国産ネギの周年供給を考える際には、抽台生理の解明とその抑制技術の栽培への応用が必要となる。ところが、花芽分化に必要とされる低温の量、期間、日長、感応可能な生育量などは不明確であり知見も少ない。そこで、この試験では、冬期間の日長を変えることによる花芽分化への影響と、低温遭遇時の葉齢が花芽分化に与える影響を検討した。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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