サクラ「啓翁桜」の早期促成枝の休眠打破処理法
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概要
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サクラ「啓翁桜」の切り枝の早期促成には、8℃の冷蔵効果が大きく、休眠の深い状態では温湯浸漬の併用を前提に5週間の冷蔵期間で休眠を打破できることが知られている。また、温湯処理方法は40℃の45分から60分ないし43℃の15分浸漬が休眠打破ならびに開花促進効果が高く、石灰窒素処理は休眠の深い時期は5%の濃度で実用的な休眠打破効果が得られ、普及に移されている。ところで、近年、サクラ切り枝は12月下旬のホームユース需要の増加により出荷期が前進してきているが、既存技術では開花、品質に不安定な点が認められる。そこで、早期促成の高品質安定生産技術を開発するため、低温遭遇量約400~800時間における休眠打破処理法が開花、品質に及ぼす影響を検討した。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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