デルフィニウムにおける花器の発達と雌ずいの受精能力保持期間
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概要
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青森県におけるデルフィニウムは、平成11年度(1999年)作付面積は約2ha、生産額3400万円(切り花の中で第11位)で、簡易ハウスを使った5月~8月生産が多い。デルフィニウムの市販品種は70を越えるが、その主要な品種は開花期や切り花品質が揃わず、栽培及び販売上の課題となっている。このため種苗会社及び県立の試験場で品種改良に取り組んでおり、本県においても独自品種の育成に着手した。しかし、交配を行う場合の基礎となる花器の発達の推移、雌ずい・花粉の受精能力の保持期間と受粉適期などの試験成績がなく、必ずしも効率的な交配が実施されている状況ではなかった。そこで、本試験では、デルフィニウムの主要な品種群であるエラータム系の「ブルーバード」、「サマースカイ」、「ガラハッド」を供試して、これら品種の花器の発達と雌ずいの受精能力保持期間及び受粉適期を検討した。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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