世界初の低アレルゲン・高11Sグロブリン大豆品種「ゆめみのり」の特性と利用
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概要
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国産大豆の一層の普及、定着と農家収益の向上を図るために、付加価値がより高い品種の育成が求められている。そこで、遺伝資源探索と放射線育種法によって大豆貯蔵蛋白質組成を改変し、栄養価の向上と、人体に対するアレルギー物質(アレルゲン)を低減させ、安定性並びに栄養性を兼備した大豆新品種「ゆめみのり」を育成した。「ゆめみのり」は、低アレルゲン大豆食品用の原料として極めて有望であり、煮豆、味噌、納豆などの加工原料としての利用が計画されている。また、莢の付く位置が高く倒れにくいので、コンバイン収穫体系に適している。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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