青森県県南地域における小麦「ネバリゴシ」の高品質多収のための播種量と播種適期
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概要
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青森県の小麦は、苗立率及び越冬株率の低下、倒伏、収穫時期の降雨等によって減収したり、品質が低下し問題となっている。一方、水田農業経営確立対策の実施や新たな麦政策の下で、小麦の本作化や民間流通にふさわしい高品質小麦を安定多収栽培することが求められている。東北農業試験場(現東北農業研究センター)育成のめん用小麦新品種「ネバリゴシ(東北206号)」は、耐寒雪性・耐倒伏性が強く、難穂発芽性で、高蛋白、低アミロース、高製めん性といった実需者の求める品質成分や加工適性を有することから、2001年に奨励品種として採用した。今後、本格的な栽培が開始され段階的に作付拡大を図っていくこととしているが、このためにも高品質安定多収栽培法を確立する目的で、播種量と播種期について検討したところ、一応の成果が得られたので報告する。
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