シロクローバのリビングマルチ条件下で栽培したナスの収量
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概要
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東北地方では、夏秋期の冷涼・多照な気象条件等を活かした露地野菜の生産が盛んである。夏秋期の野菜栽培では、雑草の防除が収量、品質を確保する上で重要なファクターの一つとなる。通常、雑草防除には除草剤が使用されるが、除草剤はその成分が環境ホルモンではないかと疑われているものもあることなどから、除草剤に依存しない雑草管理法の開発が求められている。著者らは、マメ科牧草をリビングマルチとして利用することにより、マメ科牧草の持つ被覆力、窒素固定能力等のメリットを最大限に活用した作付体系について検討しており、シロクローバをリビングマルチとして利用してスィートコーンを栽培した場合、収量・品質が慣行栽培と同等であることを報告した。本研究では、東北地方の主要野菜の一つであるナスをシロクローバリビングマルチ条件下で除草剤を使用せずに栽培し、収量等について慣行栽培と比較した。
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[東北農業試験研究協議会] | 論文
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